こんにちはおふとんです。
長い時間をかけてしまいましたがFARCRY5をクリアしたので感想を綴ります!
うーん!FARCRY3、FARCRY4ときて、5もめちゃんこおもしろかった!
FARCRY最高!
プレイ時間は37時間でした!
Ubisoft Clubで時間が分かるのですが、あれれ、もっとプレイしたよなあという感じ。
たぶん60時間ぐらいやった、うんやった間違いない。
PS4自体にプレイ時間が分かる何かがほしいところですよねえ(Ubisoftを信じていないw)
「めっちゃハマってやったなあ」というのが数字で分かるのって嬉しいものなんですよ。
37時間なんて嘘だよ
まだ言っているわ…
各地に散らばる小さな物語が超楽しかった
FARCRY5には「プレッパーの宝」というサブクエストがあるのですが、これが最高に面白かったです。
ちなみにプレッパーというのは備える人のことです。
震災、人災、世界の終わりに備えるために備蓄したり活動している人たち。
瞬間的に備えるというのではなく、日常的にコツコツと取り揃えるというのが特徴です。
FARCRY5にいるプレッパーたちはたいてい殺されたり家を追い出されていて、
彼らが備蓄したお宝を探すというか盗めます…あれ、こうやって書くとけっこう悪いことしてるじゃんね主人公(私)。
このお宝探し自体はめちゃめちゃ簡単に探せるクエストなのですが、
探している間にその場所で起こった出来事がちょこちょこ垣間見えるので、毎回ワクワクしながら探しました。
本当にいろいろな物語があったのですがだいたい忘れてしまった…(おい)
ということで、 印象的な宝探しだけご紹介!
記憶力がもっとほしい…
オハラのホーンテッドハウス
住人の遊び心でお化け屋敷を作ったようです。想像通りめっちゃおもしろかったです。
この人たちは人形です。よくできてる〜
しかしこのお化け屋敷の製作者は「楽しんでくれるかな?うふふ」とか思いながら作ったんだろうか…。
人がどんどん殺されていくような地域で、なかなか狂った精神の持ち主です(褒めています)。
そんなこんなでお化け屋敷を楽しんでいたら、いつのまにか一番上の階に到着します。
そこには数秒前まで明らかに人がいた気配が…。
火のついたままの煙草があったり、電球が揺れていたり…。
もしかしたらお化け屋敷をワーワー怖がっている私たちを、製作者がここで楽しんで見ていたのかもしれない。
またはお化け屋敷だから…何かがいたのかも…
うーん!想像が広がってワックワクの気持ちになりました。
エンターテイナーですな!
DIYとDOA
このクエストも印象深かったなあ〜。
けっこう初めに見かけたクエストだったと思う。
「 プレッパー共!お宝まで行けるもんなら行ってみろ!」 というメモと共に始まるクエスト。
何かあったんだなあ(察し)となる家の外の血痕。
家の中には死んだプレッパーと死んだ住人。ここで攻防戦があったっぽい。
もう一人の住人は、負傷した体を引きずりながら、家の外にある建物まで向かっていたようです。
そう、そこはお宝のある地下へと続く小屋!
地下には間に合わず事切れてしまったんだね。悲しいです。
地下に続く扉は頑丈だったので、防空壕的な役割も果たしていたんだろうなあと考えます。
地下には備蓄品や寝る場所、お風呂もありました。
しばらくは暮らしていける場所ですな。
仲間を連れて冒険できる!
FARCRY5の良かった点のひとつです。
仲間要素、すごいよかった。
Fallout4のような感じで、クエストで獲得した仲間は一緒に旅をしてくれるようになります。
みんなそれぞれ個性があり、現在に至るまでのバックグラウンドもあるのです。
一緒に冒険していると身の上話をポツリポツリとしてくれるので、みんなと旅したくなります。
人間だけじゃなく、犬やヒョウ、熊だっています(最強!)
FARCRY5の世界は、どこに行ってもみんなすでに殺されて血の海になっているので
嫌な世界だよ…
と何度もなりますが、
彼らと一緒に冒険すれば、悲しみも明日の活力にできるのですよ。
塔は無くなったが陣地はある!そしてそれが楽しい!
FARCRYシリーズでおなじみだった塔がなくなったということで、ざわめきましたよね。(私だけか?)
え…ちょっとどうなんだろう
と私も不安を隠せませんでしたが、
全然大丈夫。途中から塔のことなんて忘れますw
FARCRY5では地図が3つに(細かくは4つに)分かれていて、
それぞれ地域を取りまとめているボスがいるのです。
ボスの趣味によってその地域の色合いが違うのがとにかく楽しいです。そして飽きない!
ま、実際は飽きて辞めた時期が数ヶ月あるんだがね。でもクリアしたから偉い!
いろんな人の家に容赦なく入れる
生活臭が大好きな私にはよだれが出ちゃう仕様でした。
どの家も鍵が閉まっていないので(というか住人は殺されていたり拉致されてヤク漬けにされてるから)入り放題です。
クエストでもないのに、物語がほのかに香っているのですべての家に行きたくなります。
たぶん私は全ての家に侵入した!
カルト教団とのエンディングが良かった(ネタバレ)
このゲーム、賛否両論があるようです。
でも私は賛否両論あるゲームこそ良い!と思っております。
みんなの心をかき乱すなんて最高に違いないからです。
最後の最後、決闘だ!というところで、
「君の仲間を殺すことができるが、しない。なぜなら神が見ているから。立ち去り、もう二度と私たちに構わないでほしい。神が見ている。」
とボスであるジョセフシードは選択肢をくれるのです。
えーすごい優しくない!?
闘いたくない私は「立ち去る」を秒で選びました。平和がいい。
そもそも部外者は私たちなんですよ。
いくらやばい集団でも、ちゃんと場所を限定して悪いことをしていたのです。
そこに私たちが「助けるぞー!なにやっとるんじゃワレー!」と意気込んでワチャワチャしてしまったんですから。
もっというと、彼の兄弟3人共々殺してしまったんでね…許されるわけないんですよ。
どんな人にも家族というのはかけがえのないものです。
それでも選択肢を与えてくれるなんて…もしや本当に神?なの?という感じ。
そうして「立ち去る」を選んだあともおもしろかった。
結局主人公の私含めて4人しか仲間はいなくなり、みんなで車に乗って去るのですが、
車内ではカルト集団に対して「もういいだろう」 「鉄槌をくだす」 「こんなんじゃだめだ」と全く違う考え。
みんなが納得するエンディングなんてないんですよ。
だからこそ関わらないほうがいい時もある。とジョセフシードは初めからずっと言っているんです。
まあもう遅いんですけどね。
なぜなら「立ち去る」を選んだとしても、結局最後は幻覚を見せられつつ終わるのでたぶん助からないっぽいエンディングだからです。
これは明らかにバッドエンドだなということで、「抵抗」も選択してみることに。
こっちはこっちで強烈です。
ジョセフは逮捕されつつも、神の思し召しということで世界の終末が来た!
やべえということで車で逃げ惑うわけですが、結局事故に合いみんなは(たぶん)死亡。
私だけはかすかに意識がある中で、ジョセフが助けてくれるのです。
気がつくとそこはバンカー。私とジョセフの2人だけ。
「兄弟も殺されて憎い。けれどもう私たちしかいない。私たちは家族だ。私が親で、君は子供だ。私は君の親だ。」
ということでね、ジョセフの可愛い笑顔で終わります。
私たちは一緒に新たな世界を創造するのね…(楽しみ…)
しかしなんで主人公の私だけこんなにご寵愛を受けるのか分からない。
そして最後の最後までジョセフのことを憎めなかったです。
ジョセフの妹分だったフェイスシードは「彼に出会って救われた」的なことを言っているんですよね。
カルト教団に入会した人も救われた人がいるのかもしれない。
それは部外者である私には分からないことなのですよ。
幸せの形は人それぞれ。
私の母親は創価学会員ですが、とても幸せそうです。
創価学会はよく叩かれがちな宗教ではありますが、幸せの形のひとつであることは間違いありません。
ま、出生日から創価学会に入会させられた子供の私は、
その点においては明らかに不幸なんですけどね。ま、それはいいです。
終わりに
いやー楽しかったですね。
宗教ってなんなんだろうと深く考えさせられた作品でした。
ジョセフシードのやっていることは間違っています。
でもそれは私の中での話なんですよ。
始めはジョセフシードのことをインチキキチガイ野郎だと思っていたのですが、
エンディングで見せてくれた彼の笑顔は美しかった。ただ美しいと思ってしまったんです。
信じるものがあるというのは本当に強いです。
そこは誰も足を踏み入れることができない神聖な場所なのです。
画像フォルダが火をふくぜ!
今回もスクリーンショットを2000枚以上撮っているのでおすそ分け!
最後まで見てくれてありがとう!
FARCRYシリーズ、これからも続いてね!
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