こんにちは、おふとんです。
今回は LIMBO(公式サイトに飛びます)でおなじみのplaydeadが作った「INSIDE」のクリアレビューをお届けします!
- 環境:iPadで遊びました!序盤を無料で遊べます(買い切り840円)。
指でも申し分ないけど、やっぱりコントローラーの方が操作しやすいかなあ…。
やりづらい場面を何度も挑戦した時は、細かな動きができないのでめちゃくちゃストレス溜まりました。 - プレイ時間:5時間39分でした。
隠し要素も全部取得済みです。本編だけでもボリューム満点でした!
すごく冒険感を味わえる!
「LIMBO(公式サイトに飛びます)」を遊んだことがあったので、それと同じような感じなのだろうなあと思いながら始めたのですが、
まったく違いました(当たり前や)。
ちなみにLIMBOは終わり方が大好きなのです。
行き先は分からず、言葉はひとつもなく、ただ目の前の謎を解きながら淡々と進んでゆくゲームです。
ですがその道中は、
長髪選手に追いつかれたりもします。(こわすぎー!追いつかれるのがストレスになり進めることができなくなった瞬間があった。)
そんなこんなで、だんだんと自分がどこに進んでいるのか気になってしょうがなくなります。
気になってやめどきが分からない。てゆーかおもしろくてやめられない。
そして想像以上にボリュームがあったことにも驚きました!
だいたい2、3時間ぐらいのミニゲームだと思っていたので、倍ぐらいボリュームがありましたよ。
しかもカサ増しのボリュームではないのです。
どのパートも新鮮で楽しい!
謎解きがマジでおもしろい
謎解きがおもしろいから最後まで飽きずに冒険できるのです!
小さな謎解きが多く「できた!」という幸せな感覚が何度も何度も押し寄せてきます。
「前に進む」という明確なゴールがある点が 、物事をシンプルにしてくれているのです。
試してみる → 結果を確認 → 結果をふまえて考える(初めに戻る)
この手順を何度も試しているうちに、だんだんと答えに近づいてゆきます。
箱を動かしてみる、手を離すタイミングを少し変えてみる、
そんなちょっとした実験の積み重ねから導かれる答えの快感よ!
もう脳からエンドルフィン的な伝達物質があああ… …
うほおおおおマジで!みんな!遊んでくれ!(興奮)
遊んでた時の記憶が蘇って興奮しているわ!
ちなみに謎解きの難易度は簡単なほうなのだと思います。
だって謎解きが苦手な私が解けるのですから!
そこが出しているレイトン教授シリーズを遊んでみたくて
「レイトン教授と超文明Aの遺産」をプレイし始めたんですが、
謎解きが難しすぎてほぼすべての謎解きを攻略サイトを見て解いていました。
もう謎解きしないの。謎解きが始まったらすぐ謎を読まずにすぐ攻略サイト。
「なんでレイトン教授って謎解き要素あるんだろ。ないほうが楽しいのになあ。ほんとめんどくさい」とプリプリするぐらいには謎解きが苦手です。
色の少なさが印象的な美しい世界
フィールドのどこを切り取っても美しいというのは、エンディングまで楽しく遊べる大きな要因ですね。
どんな場面をスクリーンショットしても絵になるのですよ!
黒・灰色・白・赤を基調にした全体的に地味な絵面ではあるのですが、
光の使い方が本当に上手で、ところどころ立ち止まっては光の線がどこから差し込んでいるのか眺めたものです。
暗い表現が多いからこそ明るい部分が目立つのですよね。
ぼんやりと灰色がかった周りの空気の表現も美しいです。
表現はふんわりと温かみがあるのですが、全体的に無機質な空気を放っていて、
寒いのか暖かいのか、匂いはするのだろうか、水面の温度は?
とにかく何も感じないんですよね。すごく不思議な体験です。
ちなみに「赤」というのは血の色ですね。といっても鮮やかな赤ではないですが。
前作の「LIMBO」でもお馴染みだった「残酷な死に方」を無事に引き継いでおります。
間髪入れずに死ぬのでけっこうびっくりします。「ああ!」となります。
ストーリーの考察(超ネタばれ)
初めから大人たちに追われる主人公なのですが、そもそもなんで追われてるのか分からないんですよね…。
もうスタート時点で追われる側になっている。
登場する人たちは4種類いて
「主人公」
「意志がなく電気?で動かされている人間?たち(以下、電気人間)」
「動かされている人間を観察している組織の人間たち(以下、組織の人間)」
「水の中にいる長髪の人間(すごい怖い)(以下、長髪選手)」
というような感じです。
「電気人間」はこの人たちのことです。
最後は「電気人間」たちと主人公が一つの塊になって暴動を起こすのだ!
その肉の塊を操作して最後は外に出で、初めて日の光を浴びることができて終わり。
肉の塊になるの、超びっくりする!なんやねんこれ…ってなるよ。
「電気人間」は使い捨てされるよう感じで生き物としては認識されていないもよう。
でもまっすぐ行進させたり運動神経を見たり、組織の人間が観察している。
ちなみに主人公も「電気人間」たちを使い捨てにしながら先に進む。
「長髪選手」と「電気人間」の関係性も分からない。
「長髪選手」は主人公を抹殺しようとする明らかな意志があるのだけれど、「電気人間」は特に何もしてこない。というか下向いてただ立っているだけ。
どっちかが上位互換?どっちが?w
でも「長髪選手」は一人しか描写が出てこないんだよなあ。
そう思うと「電気人間」とは全く関係のない一個体だと考えた方がいい気がする。
ストーリーの後半になると、「長髪選手」から”水の中でも息ができる才能”をもらえるんですよ(実際には分からないがそういう描写に見えた)。
何かの意思を託したのか?
あとさらによく分からないのが、塊になった主人公に対する組織の人間の対応!
塊になった主人公は、組織の会社内の物や人間をつぶしながら前へ進んでゆきます。
それを組織の人間たちが手伝い始めるんですよ。
手招きして進む道を示したり、物を渡してくれたりして。
組織の人間たちも同情し始めたのか?
そう感じて希望が見え始めたのですが、
助けられながら進んだ先は、出口のない暗い水槽のような場所だったのですよ。
けれど脆くなって壊せる壁があったので、そこから抜け出すことができて無事外に出れるのですが…これってなんなの?
結局同情し始めたのではなく、ただ水槽に入れようとしただけなの?
そもそも組織の人間はなぜ主人公を見つけてもすぐ殺さなかったのか。
今までさんざん殺そうとしたくせに。
それどころではなくなったのか?
他の仕事を投げ出して、一大事だというように水槽の中を見ていたのでね。(中には主人公が融合する前の肉の塊がいた。)
肉の塊は主人公を待っていたような気がしてならない。理由はないけど。
てゆーか外に出れたけど、めっちゃ塊のまんまなんだよ私。
ちなみに裏エンドも見ましたが
「電気人間を操る元を引っこ抜いたら主人公も動かなくなる(主人公も機械人間だった!)」というつまらない終わりだったので割愛w
まあどちらにしても救いがない最後ですな。
でも日差しを浴びることができた塊は、やりきったなぁという空気に溢れていたので救われた気持ちになった。
終わりに
いやあーおもしろかったあ!
ストーリーはよくわからなかったけれど、
それでも脳裏に深く刻まれた一品でした。
スマホで気軽に遊ぶことができるのっていいですよね。
スマホでまたゲームやりたい。
スイッチやPS4でもできるので、休憩がてらお気に入りのハードでぜひ!
画像フォルダが火をふくぜ!
iPadでプレイしながらスクリーンショット撮るのめちゃめちゃ大変だったんだ…指がつりそうになりながら頑張ったから見てほしい
ここまで読んでくれてありがとう
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